その事実だけを見ると、つい「できないこと」に目が向いてしまいます。
わが家の娘も、発語がほぼなく、言葉でのやり取りはできません。思いが伝わらず、どう関わればいいのか分からず、悩む日々が続いていました。
もし今、
- 何をしてあげればいいのか分からない
- 発達が進んでいるのか不安
- 家でできることを探している
そんな思いを抱えている親御さんへ。
本記事では、実際にわが家で使ってきた10個の発達支援・療育グッズについて、それぞれ詳しく紹介していきます。
- 実際に使ってよかった発達支援・療育グッズ
- 実際に使ってみての子どもの反応
- グッズを通した子どもとのかかわり
- 発語がなくても見えた成長
以上を体験談ベースで紹介したいと思います。
以下、目次から好きな箇所に飛んで読んでいただくこともできます。
【前提】発達支援グッズを紹介する前に知ってほしいこと
発達支援グッズは「伸ばすため」だけでなく「知るため」でもある
今回紹介するのは、音声ペン付き絵本、パズル4つ、お絵描きボード3つ、マグネットブロック、ぬいぐるみの全10個のグッズです。
どれも「発達にプラスになるであろうおすすめの道具」といえます。
ですが、実際に使ってみて感じたのは、娘が何を理解していて、何が得意で、どんなことに興味を持っているのかを知る「手がかり」となる道具でもあるということでした。
これらのグッズを実際に娘が使っていく中で、次のような「発語がない中では見えにくい力」を知るきっかけにもなりました。
・音を繰り返し聞く力
・形や配置を覚える力
・見本を見て真似しようとする力
・コミュニケーションを取ろうとする意思
・言語理解
すべての発達支援グッズが合うわけではなかった
正直に言うと、どのグッズも最初からハマったわけではありません。
しばらく使っても反応が薄かったものもあれば、ある日突然、遊び方が変わったものもあります。
だからこの記事では、「よかった点」だけでなく「実際使ってみての反応」や「子どもとのグッズを使ったかかわりの工夫」などもお伝えできればと思います。
「発語がない=分かっていない」ではなかった
これらのグッズを通して、親のの考え方にも変化がありました。
それは、
と、娘の行動が教えてくれました。
では、一つずつ発達支援グッズの紹介をしていきます。
発語なし自閉症児におすすめの発達支援グッズ【音声ペン付き絵本】|

我が家ではセガトイズの「アンパンマン ことばずかんPremium」を実際使っていました。
使い始めたきっかけ
音声ペン付き絵本を使う前、正直な気持ちは「今の娘の発達段階では、まだ早いかもしれない」と感じていました。
音声ペン付き絵本とは、絵本のキャラクターや物に専用のペンで触れるとペンから音声が出るおもちゃです。その一連の動作を、娘が理解して実行できるのか、半信半疑でした。
それでも試してみようと思えたのは、好きなキャラクター(アンパンマン)の音声ペン付き絵本が販売されていたことや、好きなキャラクターの声が聞こえるなら興味を持ってくれるかもしれない、と感じたからです。
音声ペン付き絵本を実際に使ってみて【娘の反応】
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最初は、私が音声ペンの使い方を何度も見せました。
すると娘は、少しずつ真似をするようになり、思っていたよりも早い段階で、音声ペンを使いこなせるようになりました。
きっと、「ペンを絵本につけると、好きなキャラクターの声が聞こえてくる」という構造を理解できたからなのかなと感じています。それも親としては新たな発見でした。
印象的だったのは、娘が自分でページを選んで、お気に入りのキャラクターや物が見つかると、そればかりを何度も繰り返し聞いていたことです。
「たくさんの言葉を聞かせなきゃ」と思っていた私とは違い、娘は娘のペースで、必要な音を選んでいたのだと思います。
娘なりの意思表示が増えた
音声ペンには小さな電源スイッチがあり、電源をONにするためにはそのスイッチを動かさないといけないということを娘は理解できていませんでした。
ですが、音声ペンと絵本で遊びたくなると、音声ペンを持って私のところへ来て、発語はありませんが「電源を入れてほしい」と意思表示してくることができるようになりました。
「スイッチの付け方は分からないけど、親のところに持っていけば何とかしてくれる」
「娘の意思や気持ち」を気づくきっかけになりました。
親との新たなコミュニケーションの手段

新しい遊びの発展にもつながりました。
娘が音声ペンの代わりに、親の指を使って遊びを見せてくれたことです。
私の指を音声ペンだと思い、絵本の中の興味あるキャラクターや物のところまで私の指を誘導し、そこに触れさせます。
そして私は、音声ペンの代わりに、そのキャラクターや物の名前を声に出して伝える遊びです。
この新たな遊びで一番驚いたことは、指さしたキャラクターの名前をあえて間違えて言うと、娘は私の手を再度そのキャラクターに指し向けるしぐさをするようになったことです。
このやり取りから、
と感じました。
言葉は出ていなくても、聞いて、理解して、訂正できている。部分的かもしれませんが、言語理解を確かめることができた感動の瞬間でした。
この経験から、「今の発達レベルではこの遊びは難しいかも」や「発語がないから言葉は理解できない」と最初から線を引くものではないことを学びました。
また、子どもが興味を持っているなら、一度試してみるというマインドも子どもの可能性を広げるために持っておきたい考え方だと感じました。
「音声ペン付き絵本」が向いている子
音声ペン付き絵本は、次のようなお子さんに向いていると感じています。
- 絵本が好きな子
- ペンが好きな子
- 絵本に出てくるキャラクターや物(食べ物、乗り物、動物など)が好きな子
- 真似をするのが好きな子(繰り返しお手本を見せると、真似をしてくれる子)
娘は絵本が好きというより、好きなキャラクター(アンパンマン)が出てくる絵本が好きという感じです。また、親がお手本を見せるとすぐ真似ができるタイプではなく、繰り返しお手本を見せことで真似をしてくれるかもというタイプでもあります。
娘のように全部当てはまらなくても、一つ二つだけでも試してみる価値はあると思います。
「アンパンマン ことばずかんPremium」のような人気シリーズであれば、仮にあまり子どもが使わなかったとしても、メルカリなどでまあまあいい値段で売ることもできます。
長い目で成長を見守るグッズとして
すべての発達支援グッズに共通するかもしれませんが、すぐに効果の出る魔法のようなグッズは存在しないと思います。
「すぐに発語を促したい」「目に見える効果がほしい」と過度に期待しすぎるのではなく、長い目で我が子の成長を見守っていけるといいですよね。
その姿勢が、娘の理解や可能性に気づくきっかけになることもあります。
音声ペン付き絵本は、発語のない・発語が極端に少ない子どもにとって、「言葉のシャワーを浴びれる」おすすめの発達支援グッズです。
発語なし自閉症児におすすめの発達支援グッズ【パズル4選】

使い始めたきっかけ
発語がない中で、「言葉は出ていないけれど、どこまで理解しているのだろう」と感じることがよくありました。
そこで試しに取り入れたのがパズルです。
発語を促すためというより、
娘の理解力・記憶力・集中力を“目に見える形”で知りたい
という思いがありました。
パズルを実際に使ってみて【娘の反応】
結論を言うと、現在、ジグソーパズルの30ピースを一人で完成させられるレベルになっています。
一度遊び方を覚えると、迷いなくピースをはめていく姿がありました。
2歳10ヶ月の時点で行った知能検査では、推定発達年齢は1歳5ヶ月程度、DQは50ほどでした。
「発語がなく発達年齢も低い=パズルみたいな知的なものはできない」
そんなふうに、親が勝手に思い込んでいた部分がありましたが、娘は想像以上のパフォーマンスを見せてくれました。
30ピースのパズルができた理由|パズルにも「順番」があった

最初から、30ピースのジグソーパズルができたわけではもちろんありません。
現在3歳ですが、1歳ごろよりパズルに触れる環境がありました。
後ほど各パズルの紹介をしますが、我が家では、4種類のタイプのパズルを月齢別に使用していました。
次のような順番で使用していました。
- 1歳前後~ 型はめパズル(木製タイプ)
- 2歳以降~ 型はめパズル(スポンジタイプ)
- 2歳半~ 100均ジグソーパズル(2~5ピース)
- 3歳過ぎ~ ジグソーパズル(30ピース)
難易度も①が一番とっつきやすく低年齢向けで、④が一番難しいのではないかと思います。
我が家では自然に段階を踏みながら、レベルアップしていけたように思います。
1歳ごろからパズルに触る環境があったことは、レベルアップしていく上でのベースとになっていたのではないかと感じています。
パズルをからわかる子どもの「特徴」と学び
パズルを通して、娘の特徴が見えてきました。
- 手先が器用
- 暗記力がある
- 集中力が高い
- 空間把握能力がある
「パズルが少し得意」という、娘のちょっとした強みを知ることができました。
すべてのグッズがハマるわけではありません。でも、パズルは想像以上にハマった商品の一つです。
何でもまずは試してみる
その大切さを、娘から教えてもらいました。
実際に使ってよかったパズル4選
型はめパズル(木製タイプ)

型はめパズルとは、決まった形の枠に、動物・食べ物・乗り物などのピースをはめ込むタイプです。
木製タイプは、木製特有の質感や厚み、ピースを「はめた感覚」を味わえます。
見た目にも分かりやすく、難易度も低めなため、低年齢から取り入れやすく、初めてのパズルデビューにもおすすめです。
我が家で使用していた木製タイプの型はめパズルは、ボーネルンドの「ピックアップパズル」です。
型はめパズル(スポンジタイプ)
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スポンジタイプは柔らかく、多少ズレていても押し込めるため、型はめが苦手な子にもおすすめ。
軽くて、横にしてもピースが落ちないため、お出かけ・旅行用にも最適です。
スポンジタイプの型はめパズルは、
アガツマの「アンパンマン おふろでも遊べるやわらかパズル」と「 アンパンマン おふろでピタッと!DX」を実際に使っています。


100均パズル

これはメインのパズルに補助的に使っているパズルです。
我が家で使っているのはダイソーの「知育ジグソーパズル」。
食べ物、乗り物、動物などの種類があり、店舗により取り扱っている種類は違ってくると思います。
2ピースから5ピースまでレベル別にあります。
- 我が子がパズルに興味があるのか知りたい
- まずは手軽なパズルから始めたい
そんなご家庭におすすめ。
100均パズルですが、あなどるなかれ。紙製(厚紙)のしっかりした作りで、4ピースや5ピースは頭を使うし子どもには結構難しかったりもします。
ジグソーパズル(30ピース)

紙製(厚紙)のジグソーパズルで、いままで紹介したパズルの中では一番難易度は高めです。
我が家が実際使用して、とてもいいなと思った商品はアガツマの「アンパンマン 天才脳はじめてのパズル」です。
30ピース、55ピース、80ピースがあり、レベル別に楽しめます。
娘はアンパンマンが大好きだったため、興味を持って集中して取り組むことができました。
まだ30ピースのレベルですが、ここまで紹介してきたパズルたちの中で、正直これが一番はまっています。
興味のあること × 得意なことが重なると、ここまで力を発揮するのかと、娘の可能性を感じるきっかけになりました。

「できる・できない」を知る一つのツールとして
パズルは、
「できるようにさせるため」の道具というより、「今、どこまでできているか」を知るための道具
だと感じています。
発語がなくても、理解力や記憶力、手先の力は、しっかり育っている。
そう気づけたことで、娘への関わり方や期待の仕方も、少しずつ変わっていきました。
発語なし自閉症児におすすめの発達支援グッズ【お絵描きグッズ3選】

使い始めたきっかけ
2〜3歳頃から、娘はペンやクレヨン、紙に少しずつ興味を持ち始めていました。
白い紙に線を引いたり、クルクルと描いたりする姿を見て、
と思うようになりました。
そこで取り入れたのが、次にご紹介するお絵描きグッズです。
実際に使っておすすめしたいお絵描きグッズ3選
水で描けるお絵描きシート

まず始めに、我が家で使っていたのは、PILOT「スイスイおえかき(はらぺこあおむし)」です。
シートが大きく、思いきり手を動かして描けるため、娘がのびのびとお絵描きを楽しめるようになりました。
- 水で描くので汚れない
- 乾けば何度でも使える
- 折りたためて薄くなる、しかも軽量
絵を描くことの楽しさを感じたりや、おでかけ・旅行などの持ち運び用にとても便利でした。

おうちお絵描きにおすすめのお絵描きボード

こちらの商品は、アガツマの「アンパンマンが上手に描けちゃう!天才脳らくがき教室」です。
アンパンマンの顔のマグネットスタンプが付いていて、、簡単にアンパンマンが作れます。
ボードは十分な大きさがあり、付属のペンで滑らかに描きやすい素材になっています。
何度も描いて消せるので、汚れず安心して集中力や想像力を育てられます。
また、安定感があるので、おうちでのお絵描きにおすすめです。

手軽に使えるタブレット型お絵描きボード

こちらの商品は、EooCooの「10インチのお絵描きボード」です。今も娘は愛用しています。
- ボタン一つで消して、またすぐ書ける
- とにかく軽く、とにかく薄い
おでかけや旅行などの持ち運びに超おすすめ。
娘はこのお絵描きボードが一番ハマり、アンパンマンを書くことにつながりました。
お絵描きをする頻度と機会が一気に増えました。
娘のお絵描きで親が意識していたこと
はじめのうちは、直線や斜めの線、丸っぽい形を描く程度でした。
その頃から、親が見本として、お絵描きボードに娘の大好きなアンパンマンを描いていました。
「いつか、アンパンマンを描いてくれたらいいな」
そんな淡い気持ちはありつつも、正直なところ「今の娘にはまだ難しいかな?」と思っていました。
見本を見せる上で、意識していたのは、
- 眉毛は描かない
- 丸と単純な線だけで表現する
ちょっとしたポイントですが、娘が真似しやすいようにシンプルに見本を描いていました。
一番の驚き|娘の成長

親が見本 → 本人がトライを繰り返すうちに、少しずつ、アンパンマンっぽいフォルムを描き始めていたのです。
そしてついに、「これはもうアンパンマンでしょ!」というレベルの絵を描いてくれた日。
アンパンマンを描く日が来るなんて(涙)
妻と一緒に感動を分かち合ったことは今でも忘れません。

アンパンマンを描けるようになった理由
娘がアンパンマンを描けるようになった理由には、次のことが考えられます。
- 繰り返し見本を見せる
- 気が向いたらいつでも絵を描ける環境を作っておく
- 失敗してもすぐ消して、繰り返し書ける(練習しやすい環境)
これらの条件が揃ったことで、娘の中にあった表現力が、自然と引き出されたように感じました。
お絵描きがもたらす力
お絵描きボードは、発語を促す道具ではありません。
しかし、
その一連の流れを、とても自然に支えてくれるグッズだと感じています。
発語がなくても、表現する力は、確かに育っていました。それに気づけたことが、親として、何より大きな収穫でした。
発語なし自閉症児におすすめの発達支援グッズ【マグネットブロック】

使い始めたきっかけ
マグネットブロックを知ったきっかけは、保育園でした。
先生から「好きで、よく遊んでいますよ」と教えてもらい、それなら家でも遊べるようにしてみようと思いました。
園と家庭で、同じ遊びができる環境を作れたことが、マグネットブロックの遊びの発展につながった部分はあるかもしれません。
マグネットブロックを実際に使ってみて【娘の反応】

家で遊び始めた頃は、上に積み上げるだけの遊び方が続いていました。
それがしばらくすると、今度は横に一列に並べるようになり、少しずつ遊び方が変わっていきました。
「マグネットブロック=立体を作るもの」
という親のイメージとは違い、娘なりのペースで遊びが進んでいるのが印象的でした。
立体を作るようにも|観察力と真似する力を育む

そして、ある日突然、立体の形を作り始めたのです。
本当に、前触れもなく、いきなりでした。
かなり驚きましたが、その背景には、保育園でお友達が作っている様子を、そばで見ていたという経験があったように思います。
正直、自閉症の子供は、
- 他人にあまり興味を示さない
- 真似もしにくい
そんなイメージを、私自身が持っていました。
でもマグネットブロックを通して、お友達の行動を観察し、真似する力が娘の中にしっかりあることを知りました。
集中力にも驚いた|30分以上の一人遊び
マグネットブロックで遊び始めると、集中して30分以上、一人遊びをしていることもありました。
声をかけても気づかないほど、目の前のブロックに没頭している姿を見て、
と、また一つ娘の新しい一面を知ることができました。
実際に使ってよかったマグネットブロック

ボーネルンド「マグ・フォーマー ベーシックセット」
マグネットブロックは、全部で3社のものを試しました。
その中でも、一番のおすすめは、ボーネルンドのマグ・フォーマー ベーシックセットです。
- 磁石の強さがちょうどいい
- 子どもでも扱いやすいサイズ感
- 有名メーカーならではの安心感
この手のマグネットブロックでよくあるのが、磁石のくっつく力が弱すぎる・強すぎる問題です。
その点、ボーネルンドのマグ・フォーマーは、弱すぎず・強すぎず、絶妙な強さで心地よさすら感じます。
立体を作る時も、崩れにくく、でも無理なく外せる。そのバランスがとても良いと感じました。
発達支援として感じたこと|「立体を作る力」より大切だったこと
マグネットブロックで感じた一番の収穫は、
立体を作れたこと以上に、
- 周囲を観察する力
- 真似する力
- 試行錯誤する力
こうした力が、遊びの中で自然に育っていたことでした。
発語がなくても、人の行動を見て、学び、取り入れる力はある。
それを実感できたことは、親としても大きな気づきとなりました。
発語なし自閉症児におすすめの発達支援グッズ【ぬいぐるみ】

我が家で実際に購入したぬいぐるみは、セガトイズの「アンパンマンのわくわく!ぬいぐるみひろば」です。

使い始めたきっかけ
とにかくアンパンマンが大好きで、「部屋がアンパンマンだらけになったら喜ぶかな」
そんな軽い気持ちで、ぬいぐるみを揃えました。
誕生日プレゼントとして購入し、部屋に飾ってはいたものの、最初の半年ほどは、ほとんど見向きもしませんでした。
この時点では、まさかこれが娘とのコミュニケーションを広げるきっかけになるとは、思ってもいませんでした。
ぬいぐるみを実際に使ってみて【娘の反応】

ある時から、アンパンマンのぬいぐるみたちを一体ずつ、きれいに横に並べ始めました。
その様子を見て、私たち親は、娘が手に持っているキャラクターの名前を一つずつ声に出して伝えるようにしました。
「これはアンパンマンだね」「これはばいきんまんだね」
教えるというより、そばで言葉を添える、そんな感覚でした。
やり取りが生まれた瞬間

そして、ある時から娘はぬいぐるみを親の前に持ってくるようになりました。
私がいつものようにキャラクターの名前を言うと、そのぬいぐるみを下げ、次のキャラクターを差し出してきました。このやり取りが、娘の中で一つの「遊び」になっていきました。
そこで試しに、娘が持ってきたキャラクターとあえて違うキャラクターの名前を言ってみました。
すると娘は、もう一度ぬいぐるみを私の手元に戻してきたのです
娘は、私がキャラクターの正しい名前を言うまで、何度もぬいぐるみを差し出し直しました。
その姿を見たとき、
- 発語がなくても、体の表現を使って、間違えを相手に伝えることができている
- 少なくともキャラクターの正しい・間違っているの判断を言葉からできている
私の中で、娘がここまでできるとは想像をしていなかったおんで、ある種の衝撃が走りました。
環境づくりの大切さ
娘が、発語なしでも相手に間違えを伝えられることや、限定的だが言葉から正しい・間違っているの判断ができることに気づけた要因の一つに、環境づくりが挙げられます。
- ぬいぐるみは、最初は触られもしなかったが、常に見える位置には置いていた
- 娘が手に持った時に、親がキャラクターの名前を言い続けていた
- あえて違うキャラクターの名前を言ってみた
結果的に、こういった試みが、娘の発達状況の理解に繋がりました。
とりあえず試してみるマインドを持ってみよう
この試みやこの体験談は、誰にでもそのまま当てはまるものではないと思います。
ですが、こういった試み自体は誰にでもできると思います。私が試みた方法はほんと少しに過ぎません。
発語がなくても、いろんな形で子どもとコミュニケーションを図る中で生まれた体験です。ですので、あなたとあなたのお子さまのかかわりの中で、オリジナルに出てくる体験もあるかと思います。
我が家ではぬいぐるみが子どもの発達理解に一役買いましたが、いろんなおもちゃ・グッズを使って、あなたのお子さまの発達状況の理解を探る方法はあるかと思います。
ぬいぐるみは、発語を直接促すものではないかもしれませんんが、やり取りを通して理解や意思を引き出すきっかけになりました。
その視点を持てたことは、親として大きな変化だったと思います。

【まとめ】発達支援・療育グッズで「子どもをより理解する」きっかけに
今回ご紹介した10個の発達支援・療育グッズも、すべてが最初からうまくいったわけではありません。
ですが、いろいろ試したからこそ、分かった部分、成長を感じれた部分がありました。
発達支援・療育グッズは、発達を促すだけのものではなく、あなたのお子さまをより深く知るためのツールでもあると感じています。
もし今、何から始めたらいいか迷っているなら、気になったものを一つだけでも、無理のない形で試してみてください。
同じように悩む親御さんの、小さなヒントになれば嬉しいです。







